トラブルシューティング:iOS デバイスに配置できない

この問題を解決するには、以下の点を確認してください。

  1. Delphi の場合のみ: iOS アプリケーションを iOS シミュレータ上で実行したことがない場合は、要件を満たしているかどうかを以下で確認してください。
  2. お使いの iOS デバイスが USB ケーブルで Mac に接続されていることを確認します
  3. [プロジェクト マネージャ]で[iOS デバイス]をターゲット プラットフォームとして指定します
  4. [プロビジョニング]ページに必要な情報をすべて入力します (コード署名にデベロッパ証明書が必要です)。
  5. iOS アプリケーションに必要な以下のプロジェクト オプションを設定します。
  6. お使いの Mac に Xcode コマンド ライン ツールをインストールします (iOS アプリケーションのコード署名に必要)。
  7. Xcode の新しいバージョンが入手可能であれば、Xcode をアップグレードします (お使いの iOS デバイスをアップグレードした後に必要)。
  8. エラー ダイアログが表示され "Unable to install package"(パッケージをインストールできません)というエラー メッセージに続いてエラー コードが出力される場合は、以下の説明に従って適切な処置を講じます。
    • e8000018: 証明書の有効期限が切れています。新しいバージョンの証明書をダウンロードします
    • e800001c: iOS シミュレータが Mac 上で動作している場合は、シミュレータを終了し、アプリケーションを iOS デバイス上でもう一度実行してみます。
    • e800002d: お使いの iOS デバイスを再起動します。詳細については、Apple サポート コミュニティの関連スレッドを参照してください。
    • e800007e: お使いの iOS デバイスのバージョンが、デフォルトの最小バージョンを下回っています。
      [プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラ|リンクを選択し、[サポートされている iOS の最小バージョン]をお使いの iOS デバイスのバージョンに変更します。たとえば、5.0 などに変更します (それでもうまくいかない場合は、新しい iOS デバイスを入手しなければならない可能性があります)。
    • e8000080: プロジェクトに定義されている iOS フォーム ファクタ(UIDeviceFamily)に一致しない iOS デバイスで iOS アプリケーションを実行しようとしています。たとえば、iOS アプリケーションが iPhone でのみ動作するように構成されているにもかかわらず、そのアプリケーションを iPad で実行しようとしている場合などです。
      [プロジェクト|オプション...|バージョン情報を選択し、お使いの iOS デバイスに一致する UIDeviceFamily キー値を選びます。たとえば、アプリケーションを任意の iOS デバイスで実行する場合は、[iPhone および iPad]を選択します。
    • e8008015:RAD Studio で構成したプロビジョニング プロファイルがターゲット iOS デバイスに準備されていません。
      構成済みのプロビジョニング プロファイルをターゲット デバイスに準備するか、RAD Studio のプロジェクト構成を別のプロビジョニング プロファイルに変更します。「[プロビジョニング]ページに必要な情報をすべて入力する」を参照してください。
      RAD Studio 内のプロビジョニング データが、Mac デベロッパ アカウントではなく iOS デベロッパ アカウントに必ず一致するようにします。iOS デベロッパ証明書名を指定する際は、特に注意してください。
    • e8008018: 証明書の有効期限が切れています。新しいバージョンの証明書をダウンロードします
  9. エラー ダイアログが表示されて "Unable to locate DeviceSupport directory matched with connected device info"(接続したデバイスの情報に一致する DeviceSupport ディレクトリが見つかりません)というエラー メッセージが出力された場合は、以下を行います。
    1. お使いの Mac で Xcode を起動します。
    2. メイン メニューから[ウィンドウ|オーガナイザ]を選択します。
    3. [オーガナイザ]で、お使いの iOS デバイスをウィンドウの左側から選択します。
    4. 黄色の丸ランプが緑色に変わるのを待ちます。色が変わったら、Xcode を終了して、アプリケーションをもう一度実行してみることができます。
  10. エラー ダイアログが表示され "Application bundle should have Info.plist inside"(アプリケーション バンドル内に Info.plist が必要です)というエラー メッセージが出力される場合は、[プロジェクト|<プロジェクト名> をビルド]を選択して Info.plist ファイルを生成し直します。
  11. エラー ダイアログが表示され "The program being debugged is not being run"(デバッグ対象となるプログラムが実行されていません)というエラー メッセージが出力される場合は、お使いの iOS デバイスと Mac を両方とも再起動します。

RAD Studio インターフェイスの下部にある[メッセージ]ツール ウィンドウにエラー コードの付いたエラー項目が表示されている場合には、その項目を選択して F1 キーを押すと、そのエラーのヘルプが開きます。

詳細については、以下のヘルプ トピックを参照してください。