署名済み Android アプリケーションの配置
Android アプリケーション開発用の開発環境の構成が問題なく終われば、アプリケーションを署名済みパッケージとして配置することができます。その後、その署名済みパッケージを Google Play や Amazon といったアプリケーション ストアにアップロードすることができます。
署名済みアプリケーション パッケージを生成する前に、アプリケーション バージョンなどのアプリケーションの設定を確認し、正しくない設定があれば更新する必要があります。「Android アプリケーションの配置準備」を参照してください。
アプリケーションを含んだ署名済みパッケージを生成する手順は以下のとおりです。
- [プロジェクト マネージャ]で[ビルド構成]ノードを展開し、[Release]構成または署名済みアプリケーション パッケージの構築に使用するプラットフォーム非依存の構成をダブルクリックします。
- [ターゲット プラットフォーム]ノードを展開し、[Android]ターゲット プラットフォームをダブルクリックしてそのプラットフォームを選択します。選択したターゲット プラットフォームが太字で表示されます。
- [Android]ノードを展開し、その下の[構成]ノードを展開し、[アプリケーション ストア]プラットフォーム構成ノードをダブルクリックしてそのプラットフォーム構成を選択します。選択したプラットフォーム構成が太字で表示されます。
- [プロジェクト|オプション...|プロビジョニング]を選択し、すべてのフィールドに正しい値が入力されていることを確認します。アプリケーションに署名するには、キーストア ファイルと証明書が必要です。詳細は、「[プロビジョニング]ページに必要な情報をすべて入力する」を参照してください。
- [プロジェクト|配置]を選択し、[配置] ボタンをクリックしてアプリケーションを配置します。
RAD Studio では、既に IDE に追加した Android SDK を使ってアプリケーションをビルドし、[プロビジョニング]ページで指定した署名証明書を使ってアプリケーションに署名します。
署名済みアプリケーション パッケージ(.apk
)はプロジェクト フォルダの以下の場所に置かれます。
<プロジェクト フォルダ>\Android\<選択した構成>\<プロジェクト名>\bin\<プロジェクト名>.apk
たとえば次のようなファイル名になります。C:\Users\Myname\Documents\RAD Studio\Projects\ProjectFolder\Android\Release\MyProject\bin\MyProject.apk