ローコードウィザード
ローコードウィザードを用いれば、複数の画面を持つ完全に機能する新しいDelphiモバイルアプリをすばやく作成可能。一度構築したアプリは、簡単に修正可能。コーディングのベストプラクティスを理解することもできます。
FireMonkey向けローコードアプリウィザードは、クロスプラットフォームアプリケーション開発向けにDelphiが提供するテクノロジー。ウィザードをインストールすれば、「新規作成」ダイアログからウィザードを実行し、フル機能のクロスプラットフォームDelphi FireMonkeyアプリケーションを生成できます。このアプリケーションには、モバイルアプリで通常必要となる基本的な機能が含まれています。アプリはそのままでも実行可能で、必要に応じて機能を追加できます。ローコードアプリウィザードは、アプリケーション開発のベストプラクティスも提示してくれます。そのクリーンで拡張性の高いデザインは、ローコードでさらに画面を追加可能。加えて、カスタマイズを通じてアプリケーション品質を保持するテストセットも用意されています。
生成されるアプリケーションは、ウィザードを使ってカスタマイズ可能で、以下のようなセットを選択できます。
- ユーザーアカウント:サインアップ、サインイン、プロファイル画面(認証をフック)
- ライトまたはダークテーマを選択できる画面設定、その他の拡張可能な設定例
- 連絡先画面
- 利用規約、概要、プライバシーポリシー画面(容易にカスタマイズ可能)
- データベースレイヤー:InterBaseを使用してアプリデータを保存
- テンプレートまたは新しい機能を追加するためのサンプルとなる新しい画面
つまり、ローコードアプリウィザードは、DelphiのビジュアルRAD開発機能(またはローコード)を用いて拡張可能な、実際に動作するアプリケーションの枠組みを生成することができるのです。