C++Builderの64-bit対応版の発表に加え、Windows 8開発、スマホ/タブレットアプリ開発等、エンジニアを支援するセッションを多数開催
2012年11月7日
エンバカデロ・テクノロジーズ
マルチプラットフォームに対応したアプリケーションとデータベースシステムの設計、構築、最適化とその実行を支援するツール群を提供しているエンバカデロ・テクノロジーズ(日本法人:東京都千代田区、日本法人代表:藤井 等、以下エンバカデロ)は、2012年12月7日(金)に、開発者向け技術イベント「第24回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ」を東京ビッグサイト 会議棟 6F(東京・有明)にて開催することを発表しました。デベロッパーキャンプは、2006年から年数回の間隔で開催してきたイベントで、エンバカデロの開発ツールや関連する開発技術を学び、開発者同士の情報交換を行う場として活用されています。
今回の開催では、米国本社より、マルチプラットフォーム対応開発環境のスイート製品であるRAD Studioの製品担当ディレクター ジョン・トーマス(John Thomas)ならびに、米国本社にて、エンバカデロの全製品の各国語版リリースとドキュメント製作の責任者を務めるローカライズ/ドキュメント担当マネージャ 新井正広(Masahiro Arai)が来日し、エンバカデロの開発ツール製品に関する最新情報を発表します。
特に、最新のC++用ビジュアル開発環境C++Builder XE3について、Windows向け64-bitコンパイラのリリースを本イベントにて初めて発表する計画です。これにより、現在のC++Builder XE3を用いて作成したアプリケーションの稼働環境として、Win32およびMac OS Xに、Win64が加わり、より広大なメモリ空間が利用できるようになるとともに、64-bitコンパイラの性能を最大限発揮したプログラミングが可能になります。
C++Builderには、VCL(Visual Component Library。Delphi/C++言語で Windows アプリケーションを迅速に開発するためのビジュアルコンポーネントセット)およびFireMonkeyフレームワーク(マルチプラットフォーム対応のCPU/GPUネイティブのリッチビジネスアプリケーションフレームワーク)が搭載されており、これらも64-bitに対応することで、アプリケーションレイヤーでは、ターゲットオプションを変更するだけで、64-bitサポートが可能になるように配慮されています(※ポインタ操作やWindows APIコールなど、一部のコードについては、修正が必要になる場合があります)。
C++Builderの64-bitサポートは、すでにC++Builder XE3またはRAD Studio XE3を購入したユーザーには、無償ダウンロードで提供される予定です。
第24回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプでは、C++Builderの64-bitサポートに加え、10月26日に発売したばかりのWindows 8向けの開発について、さまざまな技術セッションを実施する予定です。
第24回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ 開催概要
名称: 第24回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ
主催: エンバカデロ・テクノロジーズ
日程: 2012年12月7日(金)
会場: 東京ビッグサイト 会議棟6F (東京・有明)
参加費: 無料(事前登録制)
申込み方法: http://forms.embarcadero.com/forms/jp_jpn_24th_devcamp_registration_tokyo から必要事項を入力して申し込みます。
Webサイト: http://www.embarcadero.com/jp/developer-camp-japan
RAD Studio XE3について
Embarcadero RAD Studio XE3 は、Windows、Mac OS X、.NET、Web、モバイル向けのアプリケーションのビジュアル開発を実現したスイート製品です。Windows 8 と OS X Mountain Lion を新たにサポートした Delphi、C++Builder を搭載。主要なデータベースやクラウド環境を利用して、複数プラットフォーム向けネイティブ開発が可能です。さらに、HTML5 Builder が、先進の Web アプリケーションに加え、iOS、Android、BlackBerry などをターゲットとしたモバイル開発を効率化します。最新バージョンとなる「XE3」は、2012年9月4日に発表しています。
http://www.embarcadero.com/jp/press-releases/radstudio-xe3-announce-jp
http://www.embarcadero.com/jp/press-releases/html5-builder-announce-jp
エンバカデロ・テクノロジーズについて
エンバカデロ・テクノロジーズは、1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門「CodeGear」との合併によって、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーとなりました。米国企業の総収入ランキング「フォーチュン100」のうち90以上の企業と、世界で300万以上のコミュニティが、エンバカデロのDelphi®、C++Builder®、JBuilder®といったCodeGear™製品やER/Studio®、DBArtisan®、RapidSQL®をはじめとするDatabaseGear™製品を採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。エンバカデロ・テクノロジーズは、サンフランシスコに本社を置き、世界各国に支社を展開しています。詳細は、www.embarcadero.com/jp をご覧ください。
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