基礎から学べるFireDACデータアクセス再入門
データベースアクセスは、Delphi / C++Builderが得意とする分野です。最新のDelphi / C++Builderでは、FireDACと呼ばれる共通データベースアクセスコンポーネントを使って、多様なデータソースへのアクセスをサポートしています。
そこで本連載では、FireDACの基本的な概念の理解から使い方、さらには応用方法までを学習できる記事を提供。Delphi / C++Builderでの開発経験はあるけれど、FireDACについては詳しくない。あるいは、今回データベースアプリケーションを構築するのに、どのような技術があるのかを知りたい。こんな悩みを抱えている方に最適なシリーズです。
第1回 データベースアクセスの基本とFireDAC
データベースアクセスは、Delphi / C++Builderが得意とする分野です。本ブログでは、Delphi / C++Builderをある程度使用したことのある方をを対象として、FireDACの基本的な利用方法を解説していきます。
第1回のテーマ:
- データベースアクセスとは
- Delphi/C++Builderで利用できるDBコンポーネント
- FireDACを選択する理由
第2回 FireDACによる初めてのアプリケーション作成
FireDACを使用すれば、簡単かつ迅速にデータベースへアクセス機能を実装できます。百聞は一見に如かずです。実際にFireDACを使って、データベースアプリケーションを作成してみましょう。
第2回のテーマ:
- FireDACファーストインプレッション
- FireDACのコンポーネント
- FireDACによる初めてのアプリケーション作成
第3回 データを更新するアプリケーション作成の演習
今回のブログでは、FireDACのデータセットの詳細について解説していきたいと思います。データセットは、データアクセスを行うアプリケーションを開発する上で、特に抑えておきたい最重要な項目の一つです。
第3回のテーマ:
- FireDACのデータセット概要
- データセットを利用する具体例
- データを更新するアプリケーション作成の演習
第4回 データモジュールにデータアクセス機能をまとめる
今回のブログでは、データベースへアクセスするためのリソースを、より効率的に管理するための方法を紹介します。実際のアプリケーションでは、ここで解説する方法が推奨される実装方式として役立ちます。
第4回のテーマ:
- リソースのたこ足配線?
- データモジュールとは
- データモジュールを利用したアプリケーション作成の演習
第5回 インメモリデータセットの活用
今回の記事では、インメモリデータセットの概要と、それに併せてDelphi / C++Builderの古いバージョンでTClientDataSetを利用しているプロジェクトを移行する際の注意点について解説します。
第5回のテーマ:
- インメモリデータセットの概要
- 旧バージョンのプロジェクトでTClientDataSetを利用している場合の注意点
- TClientDataSetのデータをTFDMemTableへ移行するアプリケーション作成の演習
第6回 FireDACのパフォーマンスチューニング
今回の記事では、アプリケーション開発に不可欠な「パフォーマンスチューニング」をテーマにFireDACのパフォーマンスを向上させるためのポイントについて解説していきます。これは、既存のアプリケーションをFireDACへ移行する上でのヒントにもなります。
第6回のテーマ:
- 単なる焼き直しのアプリでもパフォーマンスに問題なし?
- FireDACのデータフェッチの内部動作
- パフォーマンス改善のためのFireDACオプションの変更
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