開発用 PC で接続プロファイルを作成およびテストする
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接続プロファイルの作成は、クロスプラットフォーム アプリケーションの作成に必要な予備段階の作業です。
接続プロファイルには、ターゲット プラットフォーム上または中間プラットフォーム上で稼働しているプラットフォーム アシスタント サーバーのインスタンスに接続するための設定が記述されます。各プラットフォーム用に複数の接続プロファイルを作成することもできます。接続プロファイルに関連付けられていないクロスプラットフォーム アプリケーションを作成し、その後で既存の接続プロファイルを割り当てることができます。
クロスプラットフォーム アプリケーションの接続プロファイルを作成する
- [ツール|オプション...|環境オプション|接続プロファイル マネージャ]を開くか、[プロジェクト マネージャ]で[ターゲット プラットフォーム]下のノードを右クリックして[接続の編集...]を選択します。[接続プロファイル マネージャ]が開きます。
- [追加...]ボタンをクリックします。[接続プロファイルの作成]ウィザードが開きます。
- [接続プロファイルの作成]ウィザードの最初のページ([プロファイル情報])で以下を行います。
- [プロファイル名]に、任意のプロファイル名を入力します。
- [プラットフォーム]ドロップダウン リストを展開し、ターゲットのプラットフォーム アシスタント サーバーのインスタンスが動作しているプラットフォームを選択します。
- たとえば、OS X アプリケーションや iOS アプリケーションの場合のように、プラットフォーム アシスタント サーバーが Mac 上で動作している場合には、[OS X]を選択します。
- 2 番目のページ([リモート マシン情報])で以下を行います。
- 使用するリモート マシンとポート番号をそれぞれ[リモート マシン (IP アドレスまたはマシン名)]と[ポート番号]に入力します。
- このリモート マシンは、通常はクロスプラットフォーム アプリケーションのターゲット プラットフォームですが、iOS アプリケーションの場合には(iOS シミュレータや iOS デバイスではなく)Mac になります。
- ターゲット マシンの IP アドレスとマシン名のどちらを入力してもかまいません(ネットワーク上で既知のもの)。
- ターゲット マシンの IP アドレスを調べるには、次のコマンドのいずれかを入力します。
-
i
(ターゲット マシンの PAServer コンソール) -
ifconfig
(Mac の[ターミナル]ウィンドウ) -
ipconfig
(PC のコマンド ウィンドウ)
-
- デフォルトのポート番号は 64211 です。
- この接続プロファイルが接続する先のプラットフォーム アシスタント プロセスでパスワードを要求する場合には、[パスワード]を入力します。
-
接続プロファイル パスワード <パスワードがない場合はただ Enter キーを押す>:
- paserver にパスワードが設定されていない場合には、パスワード プロンプトでリターン キーを押します。
- paserver のパスワードの詳細は、「[接続プロファイル マネージャ]パネル」を参照してください。
-
接続をテストする
[接続プロファイル マネージャ]で[接続テスト]をクリックして、IDE がホストと通信できることを確認します。
接続が正しく機能している場合には、次のメッセージが表示されます。
Connection to <hostname> on port <number> succeeded.
メモ: 接続テストを行わなくても、接続プロファイルは作成できます。ただし、テストされていない接続は必ず動作するとは限りません。
- OSX 接続のトラブルシューティングについては、「Mac と PC を連携させる」および「Mac でのプラットフォーム アシスタントの実行」を参照してください。
- 以下のいずれかの状況が発生すると、ポートへの接続は失敗します。
- ウィザードからターゲット マシンに到達できない。
- 適切なバージョンのプラットフォーム アシスタントがターゲット マシン上で稼働していない。
- 正しいポート番号を使用するように接続プロファイルが構成されていない。
関連項目
- [接続プロファイルの作成]ウィザード
- [接続プロファイル マネージャ]ページ([ツール|オプション...])
- プラットフォーム アシスタント サーバー アプリケーション: paserver