課題
成功している企業に共通して言えることだが、成功の土台は、アイデアと製品に加えて、堅実で前向きな原価計算にある。ところが、特に中小企業の場合、こうした計算に役立つ有意義な情報をほとんど持っていない。
結果
プラニングにある程度時間を取って、次のステップに進むために満たすべき基本要件を判断することは、起業家にとってベストな策だ。これは、顧客への提案、銀行との協議、新規買収、従業員の新規雇用をはじめとする新しいビジネス展開に際し、大いに役に立つであろう。Delphiを用いて開発されたplanbarは、既存の産業用ソフトウェアを補完する、理想的なプラニングソフトウェアである。開発環境としてDelphiを選択した理由は、少人数の開発チームにとって、C++やJava環境を上回る高い開発効率を実現できることが重要だったからだ。
ITシステムハウス、Syntax GmbH(ドイツ、オルデンブルク市)は、1980年以来、中小企業向けを主力とするソフトウェア開発部門とハードウェア、ITサービス、研修部門が連携して事業を展開している。
課題
起業家として達成したい目標は?
成功している企業に共通して言えることだが、成功の土台は、アイデアと製品に加えて、堅実で前向きな原価計算にある。
ところが、特に中小企業の場合、こうした計算に役立つ有意義な情報をほとんど持っていない。そのため、多くのサービス事業者や工芸品製造業者はこう自問する。「私個人の単価は、実際どのくらいの価値なのだろうか?価格帯は?相場は?」
顧客に請求する稼働一時間あたりの単価、時間賃率は、どの業種でも必須変数のひとつだ。その計算式には、時給、付随費用、材料費、工具・備品費、非稼働時間、家賃、光熱費等あらゆる原価と一定の利潤を含めなければならない。原価計算のために、個々のスプレッドシートを定期的に管理するのは費用がかかり面倒な方法だ。
しかし、時間賃率がわかならいと、起業家としては、手探り状態で仕事をすることとなる。
もしこんなことが起きたら?
プラニングにある程度時間を取って、次のステップに進むために満たすべき基本要件を判断することは、起業家にとってベストな策だ。これは、顧客への提案、銀行との協議、新規買収、従業員の新規雇用をはじめとする新しいビジネス展開に際し、大いに役に立つであろう。
ソリューション
Delphiを用いて開発されたplanbarは、既存の産業用ソフトウェアを補完する、理想的 なプラニングソフトウェアである。
開発環境としてDelphiを選択した理由は、少人数の開発チームにおいて、たとえばC++やJava環境を上回る高い開発効率を実現できることにあった。ユーザーが直感的な操作ができるように、そのユーザーインターフェイスは、業界標準のスタイル仕様に合致するよう常に最新の状態に保たれている。あらかじめ用意されたコンポーネントと自分自身で作成したコンポーネントを使えば、苦労なく他のツールをはるかに超える能力を発揮する。
ソフトウェア planbar は、1997年にDelphiでの開発が始まり、C++で記述された先行製品から進化を遂げている。この間、 planbar は、企業の年次計画の分野において、ドイツ国内の様々な業種の顧客に活用されている。
Why Delphi?
「Delphiのマジックは、何もかも超高速で開発できること。そのおかげで、視覚的、技術的な実装よりもアプリケーションのコンテンツに一層、注力できるのです。」
Andre Freese氏(Syntaxマネージングディレクター/ソフトウェア開発者)
結果
Syntax社はDelphiを用いてplanbarを開発しただけでなく、プロのDelphi開発者たちに対して、各自のサービスオファーにplanbarを活用するよう、推奨している。開発者もソフトウェアシステムハウスも当然、各自の原価と請求単価を定義し、重要なパラメータを把握する必要があるからだ。工芸品製造、介護サービス、清掃サービス、コンサルタントサービス等を提供する会社にフォーカスし、ビジネスプロセスとその利益影響度のシミュレーションを主要機能として提供する。