コード品質
クロスプラットフォーム開発に対応した強力なオブジェクト指向言語のベストプラクティスを活用し、高いコード品質を実現可能。ユニットテスト、コードのドキュメント化、GOFデザインパターンのサポート、コード検査機能が、高品質なオブジェクト指向プログラミングをサポートします。
単一コードベースを支える強力なライブラリ
世界で300万人以上の開発者が利用する強力なライブラリを用いて、迅速にアプリケーションを構築可能。クロスプラットフォームライブラリにより、最小のコード量で高品質なアプリケーションを迅速に作成できます。
例えば、並列プログラミングライブラリを用いることで、自動チューニング型のスレッドプールを用いた非同期プログラミングを容易に実装でき、劇的なパフォーマンス向上が可能になります。開発者は、マルチコアCPUの能力を存分に活用したマルチスレッドアプリケーションを容易にマルチデバイス向けに作成できるので、ターゲットプラットフォームに関係なく、FireMonkeyアプリケーションのパフォーマンス向上が期待できます。
迅速なコードのドキュメント化をサポート
RAD Studioでは、コード内に記述された特定のコメントから、すばやくドキュメントを生成し、他の開発者との情報共有をサポートしています。情報は、Help Insightで表示できるほか、HTML、CHMまたは他のドキュメント形式に変換することもできます。
統合されたユニットテスト機能
ユニットテストは、XP(Extreme Programming)における重要なコード品質管理ステップです。RAD Studioでは、DUnitおよびDUnitXフレームワークを搭載し、すべてのコードの単体テストを構築できます。単体テストは、継続的インテグレーションの一環としてコマンドラインで自動実行することも、GUIを用いて手動で実行することもできます。
コードの実行状況を詳細に確認可能
CodeSiteは、コード内に存在する問題を検出するための新しい方法を提供します。アプリケーションに高速で処理されるライブログ機能を付加することで、アプリケーションフローを中断することなく、アプリケーション内で何が起きているかを確認することができます。テキスト、値、オブジェクト、グラフィックなどの情報を記録し、イベント後に何が起こったのかを確認できます。
ソースコードの品質を検査/測定可能
コード検査機能を用いれば、詳細なコードの静的分析を実行できます。コード測定機能は、適切なコーディング手法に合致しているかを数値で可視化します。これらの機能は、RAD StudioのIDE、またはコマンドラインから実行可能で、継続的インテグレーションの一環としても実行できます。
オブジェクト指向プログラミングのベストプラクティスをサポート
デザインパターンは、開発者にとって強力な再利用可能なアイテムです。あらかじめ定義されたパターンを使用することで、オブジェクト指向設計を一から始める必要がなくなります。IDEに搭載されたUMLモデリング機能には、GOF(Gang of Four)などの著名なデザインパターンが用意されており、これらのパターンをすばやくコード追加できます。