デバッグ
クロスプラットフォームネイティブデバッガにより、作成したアプリをすばやく配置しバグを取り除くことができます。RAD StudioのIDEからは、Windows、macOS、iOS、Android、Linux向けにアプリケーションをリモート実行/デバッグできます。
ブレークポイントの設定
ブレークポイントを用いれば、特定の場所、あるいは特定の条件が発生したときに、プログラムの実行を一時停止し、アプリケーションの実行状況を確認できます。コードエディタ上で、ソースブレークポイントやモジュールロードブレークポイントを設定することで、アプリケーションがどのように実行され、変数にどのような値が設定されているかをすばやく理解することができます。
呼び出し履歴のトレース
ブレークポイント使用時に、呼び出し履歴を用いれば、コードの現在の場所に至るまで、どのようにコードが実行されてきたかを理解し、「なぜこのように実行されたのか」といった疑問に答えることができます。
マルチスレッドアプリケーションを作成している場合には、それぞれのスレッドごとに呼び出し履歴を見ることができ、大変便利です。
値の検査
デバッグ中にプログラムを一時停止させている状態で、変数に格納された現在の値を表示できます。コードエディタ上の任意の変数名にマウスカーソルを合わせれば、ツールチップヒントによって、すばやく値を確認できます。
クロスプラットフォーム ライブデバッグ
クロスプラットフォームデバッグ機能により、任意のデバイス上でのデバッグをサポートします。Windowsに加え、iOS、Android、Macデバイスにアプリケーションを配置し、リモートデバッグが可能。あたかも、ローカルで実行しているかのようにデバッグを実行できます。ブレークポイントの設定、呼び出し履歴、ツールチップ式評価など、すべてのサポートプラットフォーム上で、強力なデバッガ機能を用いたライブデバッグが可能です。
問題を特定したら、修正、再コンパイルにより、再びRAD StudioのIDEから直接アプリケーションを配置。すばやく再デバッグが可能になります。