スピーディで簡単なインストールと設定作業、わずかなメモリやディスクスペースで実行できるコンパクト性を特長としたハイパフォーマンスデータベースです。複雑な設定操作などを要求できないパッケージアプリケーションや業務向けアプリケーションへの組み込みとして最適なデータベースソリューションです。
低コスト、ハイパフォーマンス、管理者不要、容易なインストールと配布が可能であり、高いスケーラビリティと強力な機能、高度なセキュリティ機能が備わっていることが、InterBaseが選択される理由です。この特長から、パッケージアプリケーション用のデータベースエンジン、店舗や部門などのデータベースサーバーとして多く導入されています。また、近年スマートデバイスのビジネス利用が広がり、高いセキュリティを備えたモバイルデータベースとしても注目されています。
InterBase Server、Desktop、Developer Edition は Windows(32bitおよび64bit)上で動作します。また、InterBase Serverは、Linux (32-bit および 64-bit)でも動作します。InterBase ToGo EditionとIBLiteは Windows、Mac OS X iOSおよびAndroid上で動作します。また InterBase はWindows、Mac OS X、Linux 、Solaris間のクロスプラットフォーム接続をサポートしています。
InterBase はJava、C、 C++、 .NET、Delphi、PHP、Rubyなど全ての主要な開発言語をサポートしています。RAD Studio、Delphi、C++Builderと緊密に統合されており、RAD StudioがサポートするすべてのターゲットプラットフォームにInterBaseを配布できます。Visual Studio開発者も、ADO. NET、ODBCにより接続でき、ハイパフォーマンスデータベースを利用できます。
InterBase Desktop Editionは、スタンドアロンアプリケーション向けのデータベースソリューションで、Windowsプラットフォームで利用できます。
InterBase ToGo Editionは、Android、iOS、Windows、OS Xで利用できるスタンドアロンのデータベースエンジンです。アプリケーションは、InterBase DLLエンジンを使って、直接データベースにアクセスできます。データベースサーバー不要で、アプリケーションプロセス内で実行されるため、軽量なフットプリントを実現しています。
IBLiteは、無料で再配布可能なWindows、OS X、Android、iOSで利用できる組み込みデータベースです。IBLiteを用いれば、スタンドアロン環境でInterBaseのエンジンを利用するアプリケーションを作成できます。
InterBase Server Editionは、同時に数千のユーザーに展開が可能で、Windows、Linux、Solaris、Mac OS Xで動作します。各エディションについては、製品エディションページをご覧ください。
IBLiteは、無制限に配布、組み込み可能なWindows、OS X、Android、iOSで利用できるデータベースです。スタンドアロン環境で動作し、直接InterBaseのエンジンを利用するアプリケーションの配布を可能にします。別途、データベース・サーバー・プロセスを実行する必要はなく、非常に軽量なフットプリントで実行されます。IBLiteは、アプリ ケーションに組み込んで販売するISV、OEM、VAR向けのデータベースソリューションです。暗号化、マルチコアサポート、大きなデータベースファイルサイズなどの追加機能を必要とする場合は、ToGoエディションをお求めください。IBLiteは、Delphi およびC++Builder(Professional版以上)およびRAD Studio(全エディション)に含まれています。
バージョンごとのサポート状況については、https://docwiki.embarcadero.com/Support/en/Supported_Versions をご覧ください。
InterBaseユーザー向けアップデートは、登録ユーザー向けダウンロードページ(http://cc.embarcadero.com/reg/interbase)にて提供しています。
アメリカ合衆国の規則では、128-bit AES暗号化を含む製品のモニターが義務付けられています。この規則に準じた運用のため、エンバカデロでは、有料版のみに InterBaseの高度暗号化を有効にできるようにしています。
バージョン2009以降、InterBaseには高度暗号化機能が搭載されており、「ENC」輸出許可書が無制限に免除される世界各国の地域において購入することができます。ENC規則の下で輸出許可書は必要とされません。輸出管理分類番号(ECCN)は、5D002 - ENC/Unrestrictedです。
InterBaseのAES暗号化機能を用いたシステムを作成する場合には、輸出国における製品輸出規制に抵触する可能性があります。その際には、シリアルナンバーキーによる高度暗号化の制限(InterBase 2009 および XE) によって、輸出規制への準拠が容易になるでしょう。
なお、InterBaseの暗号化機能に対する追加費用はありません。
InterBaseには、製品ライセンスごとに加入できるサポート&メンテナンスサービスが用意されています。サポート&メンテナンスサービスでは、InterBaseのメジャーアップデートを入手できるほか、年間3インシデントの技術サポートをご利用いただけます。サポート&メンテナンスサービスには、製品購入と同時にご加入ください。既にInterBaseライセンスを購入済で、サポート&メンテナンスサービスへの加入を希望される方は、InterBase関連のリソースお問い合わせください。
InterBaseを使用したシステムを継続的に運用していく方には、質問数無制限のアドバンテージサポートまたはプレミアムサポートへの加入をお勧めします。
※ サポート&メンテナンスサービスの次年度更新価格は、前年度更新価格の104%となります。
エンバカデロでは、InterBaseの導入に関するご質問、ご相談をお受けしております。詳細は、こちらまでお問い合わせください。