コード品質
クロスプラットフォームネイティブデバッガにより、作成したアプリをすばやく配置しバグを取り除くことができます。RAD StudioのIDEからは、Windows、macOS、iOS、Android向けにアプリケーションをリモート実行/デバッグできます。
単一コードベースを支える強力なライブラリ
世界で300万人以上の開発者が利用する強力なライブラリを用いて、迅速にアプリケーションを構築可能。クロスプラットフォームライブラリにより、最小のコード量で高品質なアプリケーションを迅速に作成できます。
例えば、並列プログラミングライブラリを用いることで、自動チューニング型のスレッドプールを用いた非同期プログラミングを容易に実装でき、劇的なパフォーマンス向上が可能になります。開発者は、マルチコアCPUの能力を存分に活用したマルチスレッドアプリケーションを容易にマルチデバイス向けに作成できるので、ターゲットプラットフォームに関係なく、FireMonkeyアプリケーションのパフォーマンス向上が期待できます。
迅速なコードのドキュメント化をサポート
RAD Studioでは、コード内に記述された特定のコメントから、すばやくドキュメントを生成し、他の開発者との情報共有をサポートしています。情報は、Help Insightで表示できるほか、HTML、CHMまたは他のドキュメント形式に変換することもできます。
統合されたユニットテスト機能
ユニットテストは、XP(Extreme Programming)における重要なコード品質管理ステップです。RAD Studioでは、DUnitおよびDUnitXフレームワークを搭載し、すべてのコードの単体テストを構築できます。単体テストは、継続的インテグレーションの一環としてコマンドラインで自動実行することも、GUIを用いて手動で実行することもできます。
コードの実行状況を詳細に確認可能
CodeSiteは、コード内に存在する問題を検出するための新しい方法を提供します。アプリケーションに高速で処理されるライブログ機能を付加することで、アプリケーションフローを中断することなく、アプリケーション内で何が起きているかを確認することができます。テキスト、値、オブジェクト、グラフィックなどの情報を記録し、イベント後に何が起こったのかを確認できます。
ソースコードの品質を検査/測定可能
コード検査機能を用いれば、詳細なコードの静的分析を実行できます。コード測定機能は、適切なコーディング手法に合致しているかを数値で可視化します。これらの機能は、RAD StudioのIDE、またはコマンドラインから実行可能で、継続的インテグレーションの一環としても実行できます。
オブジェクト指向プログラミングのベストプラクティスをサポート
デザインパターンは、開発者にとって強力な再利用可能なアイテムです。あらかじめ定義されたパターンを使用することで、オブジェクト指向設計を一から始める必要がなくなります。IDEに搭載されたUMLモデリング機能には、GOF(Gang of Four)などの著名なデザインパターンが用意されており、これらのパターンをすばやくコード追加できます。